燃 焼 ガ ス


火災で恐ろしいのは火そのものと共に火災によって発生する煙(燃焼ガス)です。煙は視界を遮り呼吸を困難にし、煙が分解してできるガスは酸欠や中毒を招きます。

木材は燃えると水蒸気・二酸化炭素といった不燃性ガス、一酸化炭素・水素アルデヒド等の可燃性ガス、他に木酸液・タール類・遊離炭素・すすを放出し、燃焼毒性の主なものは一酸化炭素です。

これに対して塩化ビニル等の石油系の建材や接着剤からは少量でも毒性の高い塩化水素・ホスゲン・シアン化水素・硫黄ハロゲン化合物等が放出されます。さらに煙の放出量は、断熱材に使われるウレタンフォームは木材の約7倍、床・壁材のポリ塩化ビニルは27倍にもなり煙に巻かれる可能性も高くなります。